逆質問で高評価のウソホント!?元人事が教える逆質問の本質

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こんにちは、ただの元人事です。

これまで在籍してきた銀行や大手IT企業の人事、ヘッドハンター、採用コンサルを通じて就活生や転職者を「面接する側」や「支援する側」を何年も経験してきましたが、採用する側と採用される側で『逆質問』に対する目線のズレがあると感じます。

そもそも逆質問とは、面接の最後の工程で「何か質問はありますか?」と聞かれる質問です。

これに対して就活生や転職者は「面接官にウケる質問が必要なの?」「具体的に何を質問すれば良いの?」とよく分かりませんよね。

この答えとしては、LINE@の質問箱でも答えましたが、逆質問で選考要素を持たせている会社は少ない聞きたいように聞いてください」。が基本的な答えです。

仮にジャッジしている会社ならば、具体的な業務理解の為の興味を表現したり、自分が入社して活躍する為には?をイメージして質問事項を準備することが必要ですし、選考が進むと質問を変化させていくというテクニック的な要素を準備すると良いかと思います。

YouTubeでは逆質問を3つの考えに基づいて解説していますが、この記事では『採用する側の視点』と『採用される側の視点』を解説していきます。(最終面接での逆質問の時間の活用方法はYouTubeをご覧ください。)

1, 採用する側は何を見ているか?
2, 採用される側は何を質問すれば良いのか?

この記事では上述した2点を具体的に解説していきますが、結論を先に言語化すると以下の通りです。

・採用する側の視点では「加点はないけど、減点する可能性がある」
・採用される側の視点では「ネタ作りの為に業務の質問をする」

面接官が逆質問で何をみているか知りたい」「逆質問でどのような質問が良いか」と逆質問に関して悩みがある方は一読下さい。

1, 逆質問を通じて面接官・人事が何を見ているのか

この章では、逆質問を通じて面接官が何を見ているか、採用する側の視点を解説していきます。

1-1, 逆質問を解説する前に
1-2, 逆質問の意図とは?
1-3, 逆質問で評価は上がるのか
1-4, 逆質問は減点対象

1-1, 逆質問を解説する前に

大前提として、採用側には評価項目が存在していてこの理解が一つ重要になってきます。採用側の評価項目に関しては、私が以前Twiiterでお伝えした評価項目を一つの事例としてイメージして頂けると良いかと思います。

これを踏まえて、Q, 逆質問は評価項目と関連性があるのか。この答えとしては、A, 逆質問に評価項目と結び付きを持たせる企業は少ない為、評価に繋がらない、要は「逆質問を頑張ったところで加点はされない」が答えです。

1-2, 逆質問の意図とは?

採用側の評価項目と結び付きを持たせる会社は少ないですが、なぜ逆質問は存在するのか?この答えとしては、面接でお話しする求職者(就活生や転職者)に会社のことを深く知ってもらいたい為です。

就活生や転職者にわざわざ会社に来ていただいて、対面の一対一のコミュニケーションが出来る機会はあまりありません。そんな貴重な機会ですので、面接を受けてもらう方に「何か会社の情報を持って帰って欲しい」と純粋に思うものです。

純粋に会社を知って欲しいと思うからこそ、「私たちの会社や仕事についてどんなことを知りたいか?」「何か分からないことはないのか?」と面接の最後に逆質問をします。特に評価項目に絡めようと質問している訳でなく、ただの質問です。

このように、採用する側の視点を解説すると、逆質問を通じて何か評価するというスタンスではなく、逆質問を通じて純粋に何か会社の情報を持って帰って欲しいという気持ちで聞いているイメージを持っていただけると良いかと思います。

1-3, 逆質問で評価は上がるのか

「逆質問で良い質問をすると評価が上がる」「優秀そうな逆質問を心がけましょう」みたいな話は聞きますが、一部の選考要素を持たせている会社を除くと、逆質問で良い質問をしても加点評価に繋がることはありません

もう少し詳しく解説します。逆質問をイメージして頂けると良いのですが、逆質問は「面接における最後の工程」です。例えば、20~30分間で学生の評価をした上で、面接の最後に何か会社のことを聞きたいかなと思い「何かありますか?」と聞きます。

大前提として20~30分の中で通すべき水準は通す、落とすべき水準は落とすという見極めはしっかり出来ているはずです。たかだか最後の数分の逆質問で優秀そうな質問をしたところで、評価が覆ることはまずあり得ません。

評価項目に絡んでいない逆質問で優秀さを表現しても加点評価には絡んできません。加点評価の対象となる自己PRやガクチカ、志望動機を磨くことが重要です。

1-4, 逆質問は減点対象

逆質問は加点はされませんが、実は減点対象にはなり得ます。

例えば、逆質問をされたときに「いや、何もないです」と全く興味無さげに帰られたり、全く関係のない話や全く的外れの質問をされてしまうと減点対象になる会社もあります。

具体的に面接官の視点で解説すると、逆質問の場面で会社に全く興味がない場合「あれ、この学生ってそもそも会社に興味がないのかな?」「会社の業務に興味がないのかな?」「会社のことを勉強しないできたのかな?」と感じてしまいます。

そして、例えば「志望度」という評価項目がある会社であれば、「志望度は低そうだから減点…」と減点に繋がる可能性が少なからずあります。

2, 通常の逆質問の仕方

この章では、逆質問を通じて求職者(就活生や転職者)が何を質問すれば良いのかを解説していきます。

前提としして、逆質問に選考要素を持たせている会社は少ない、面接官が「何か質問はありますか」と質問をする意図としては純粋に会社の情報を少しでも持って帰って欲しいという意図。この2点を踏まえて、答えをお伝えすると以下の通りです。

逆質問の仕方は『業務理解を深め、次の面接のネタ作りとして使う』を意識することです。

具体的に「仕事そのものであったり、仕事に対してどんな能力が求められるか」この部分の情報を念入りに仕入れておくことがポイントです。

具体的にAさん(面接官)は
✔︎ 入社をしてどんなお仕事をしていたか?
✔︎ 案件として具体的に教えてください
✔︎ 案件はどうして上手くいったのか?
✔︎ 仕事はどういう人が活躍している?
✔︎ どんな能力が求めらるか?

このように、具体的な業務の情報を仕入れておくと、次の面接でフル活用できます。

例えば、一次面接の逆質問で先ほどご紹介した業務の質問をした上で、二次面接で「○○さん、うちの仕事でどんな業務をやってみたい?」と聞かれたと仮定しましょう。

この質問に対して、一次面接で仕入れた情報を引っ張ってきて

私はこの業務がしたいと思っています。何故なら、一次面接で具体的に〜のお話を聞きました。

この時に私自身が思ったことは、私自身のこういう経験を活かすことで活躍できる可能性があると考え、△△の業務を志望します。

この事例のように、一次面接で仕入れた情報を二次面接で活かすことによって、具体的にどんな業務がしたいかの表現や、あなたのどの経験を活かせるかを面接官にしっかりと伝えることが出来ます。

このように逆質問の時間を活用すると、次の面接のネタとして活用することが出来ます。

最後に

繰り返しになりますが、採用側には評価項目が存在し、20~30分の面接の中で求職者(就活生や転職者)を評価していきます。

この工程が終わった後に、企業の情報を少しでも持って帰って欲しいと思い「何か質問はありますか?」と質問をします。

それに対して、業務情報(ネタ)を仕入れておくと、次の面接で活躍理由に繋げることも出来ます。

YouTubeの動画では、この記事でご説明した内容にプラスして、「最終面接での逆質問の仕方」も解説しております。

 

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